インストール方法について この度は、本書をお買い上げいただき、どうもありがとうございました。 本CD-ROMには、書籍に含まれるサンプル・プログラム等が収録されています。 Raspberry Piへコピーして使用することが出来ます。 ■CD-ROM内容一覧 ・RaspberryPi.zip  本書の第3章1節(P.44)に記載の「練習用プログラムのダウンロード」で使用する  ファイル一式です。 RaspberryPi/practice/ 練習プログラムが含まれているフォルダ RaspberryPi/gpio/ GPIOを制御するためのプログラム集 RaspberryPi/network/ クラウドに接続するためのスクリプト集 RaspberryPi/libs/ I2C等を制御するためのドライバ・ソフト RaspberryPi/shortcuts.txt コマンドのテキストファイル RaspberryPi/startxbee.sh xbeeCoordをダウンロードするスクリプト ・xbeeCoord.zip  本書の第6章7節(P.91)に記載の「XBee 管理ライブラリ一式のダウンロード」で  使用するファイル一式です。Bluetooth、BLE等のプログラムも「cqpub_pi」フォ  ルダに収録しました。 xbeeCoord/cqpub_pi/ 各種の通信プログラムが含まれているフォルダ xbeeCoord/tools/ 主にXBee用ツール xbeeCoord/libs/ 主にXBee管理ライブラリ ■パソコンとUSBメモリを使ってコピーする方法 本CD-ROMのファイルを使用するには、下記の2つの圧縮ファイルを【展開せず】に、 USBメモリへコピーします。 RaspberryPi.zip xbeeCoord.zip コピー後、適切な方法でUSBメモリを取り出し、Raspberry PiのUSB端子に接続して ください。正しくUSBメモリが認識されたら、「リムーバブルメディアの挿入」画面 が自動的に開きます。「ファイルマネージャで開く」を選択し、「OK」をクリック し、これら2つのファイルを「pi」フォルダ(/home/pi)へコピーしてください。 コピーが完了したら、LXTerminalを起動し、下記のコマンドを入力してください。 $ unzip RaspberryPi.zip $ unzip xbeeCoord.zip 以降のインストール方法については、本書の第3章および第6章を参照してください。 ■パソコンとSDカードなどを使う方法 Raspberry Piにはmicro SDカードスロットがありますが、このスロットを使用して ファイルを転送するのは容易ではありません。USB接続が可能なメモリーカードの リーダライタを使用してください。 CD-ROMの内容を保存したメモリーカードをリーダライタへ装着し、リーダライタを Raspberry PiのUSB端子に接続してください。上記のUSBメモリの場合と同じ方法で ZIPファイルを展開してください。 ■その他の方法(ダウンロード) 各機器やOS、フォーマットなどの相性で適切にコピーできない場合があります。 その場合は、インターネットに接続したRaspberry Piを使ってダウンロードしてく ださい。 以下の方法で、最新版をダウンロードをすることが可能です(「$」に続く文字と 「Enter」をLXTerminalへ入力する)。 $ cd $ git clone https://github.com/bokunimowakaru/RaspberryPi.git $ git clone -b raspi https://github.com/bokunimowakaru/xbeeCoord.git ■ソフトウェアのバージョンアップについて プログラムの不具合修正などのためにソフトの修正を行う場合があります。最新の バージョンへ更新するには、既存のフォルダ名を変更してからダウンロードてくだ さい。以下のコマンドで、バージョンアップが行えます。 $ cd $ mv RaspberryPi RaspberryPi_old $ mv xbeeCoord xbeeCoord_old $ git clone https://github.com/bokunimowakaru/RaspberryPi.git $ git clone -b raspi https://github.com/bokunimowakaru/xbeeCoord.git なお、git命令を使ってダウンロードした場合は、最新版との差分だけを更新する ことが出来ます。自分で作成したファイルとのマージが行えるので便利です。 $ cd ~/RaspberryPi $ git pull $ cd ~/xbeeCoord $ git pull 2016年8月7日 国野 亘