ボクにもわかる地上デジタル - 地デジ対策編 - 分波器(セパレータ)

              (作成:2004年01月)      地デジTopへ戻る
         「対策編-混合器」から2008年05月に独立

分波器の写真
分波器(セパレーター)

分波器とは(セパレーターとは)

  分波器は下図のBS/U・V分波器の例ようにLPFとHPFのフィルタを
  接続して、接続点に入力を設けたものです。BSとU・Vでは周波数が異な
  るので電力をあまり損失させずに分波することができます。

                 ↓入力
         ┏━━━━┓  |  ┏━━━━┓ 
     出力1←┨ LPF ┠──●──┨ HPF ┠→出力2 
    (UHF・VHF)┗━━━━┛     ┗━━━━┛ (BS)

                            無断コピー禁止

  また、分波器の構造はフィルタ入りの混合器の入力と出力を入れ替えたもの
  と同じです。周波数帯域が同じであれば、混合器を分波器として使用したり
  分波器を混合器として使用したりすることが出来ます。混合器については、
  「対策編-混合器」を参照ください。


分波器を使った接続の例

  一般に使用する分波器はBS/U・V分波器です。BS放送波と地上波放送
  波(UHFおよびVHF波)を分波するための部品です。

分波器を使った接続例図


分波器の設計

  下図は市販の分波器の回路です。入力信号を分けてから、フィルタを通して
  います。BS/UV分波器では、HPF側にBS、LPF側にUV(UHF+VHF)
  を出力します。UHF/VHF分波器ではHPF側にUHF、LPF側にVHFを出力し
  ます。BS/UV分波器のインダクタは基板上のパターンLで生成されてい
  ますが、UHF/VHF分波器では巻き線コイルが使われています。

市販のBS/UV分波器の内部写真
市販のBS/UV分波器


市販のUHF/VHF分波器の内部写真
市販のUHF/VHF分波器

市販の分波器の特性

  下図は市販のBS/UV分波器の特性です。UV側は50〜840MHzを通過し、
  BS側は940〜2730MHzを通過しました。(下図の測定範囲は0〜2000MHz)

市販のBS/UV分波器の特性
UV側 (50〜840MHz)        BS側 (940MHz〜)
市販のBS/UV分波器の特性

                          測定器:GigaSt Ver5

市販の分波器

分波器(市販品)一例
分波数 分波方式 特長 メーカー 型番 (参考)
2分波 BS・CS / U 推奨品[DH] DXアンテナ 2SALF211B ¥1,580
2分波 BS / U 入力F型[DH]日本アンテナ S-UVSW ¥1,430
2分波 BS・CS / U やや割安マスプロ CSR7D-P ¥1,350
3分波BS・CS / U / U 分波+分配 DXアンテナ CBWS30-B ¥1,580
[DH]はJEITA推奨品


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