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2006年5月11日 (木) 15時26分05秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : はじめまして 生駒のふもとに住んでいますが、地上デジタルのNHK教育のみ映りが悪く雨の日などはブロックノイズが出ます。 C/Nは19-22くらいで、天気の良い日は22くらいで何とか映りますが雨の日は不安定になります。NHK総合と民放はC/N30以上あり安定しています。 家から生駒山頂は見上げる格好で仰角がかなりあります。NHKおよび関テレの送信塔は他の放送局より約10mほど大阪寄りにあり、この差が出ているように思います。 工事業者には何度か来ていただき、最初は従来のUVのポールへ14素子の地デジ対応UHFアンテナを、つぎに別に屋根馬を立てて14素子、最後に20素子へ変更してもらい現状になっています。 その状態でもNHK教育だけは上記のような状態です。 これ以上の改善の余地はあるでしょうか? 私としては30素子にするかローチャンネルの20素子にしてNHK教育(物理チャンネル13CH)の感度を数dBでも向上できないかと思っています。 アドバイスよろしくお願いします。
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2006年5月11日 (木) 15時41分07秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : 付け足しです アンテナおよびケーブルは地デジ専用にしており混合器などは使用していません。 またブースターをかますとかえってC/Nが落ち、全く映らなくなります。 DVDレコーダーのPanasonic DMR-EX350のアッテネータをオンにすると少し状態が良くなるのでノイズがかなり多いのではないかと思っています。
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2006年5月12日 (金) 20時49分35秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 近距離での過入力の問題だと思います。
まず、NHK教育の受信電力指標値を確認ください。他のチャンネルと比べて、極端に低くなければ、少なくとも、アンテナまでは問題なく受信できています。 また、アッテネータによって改善されることや、ブースターでCNが低下することからも、電波が強すぎて受信品質が低下しているものと考えられます。 このような場合は、レコーダーのアンテナ入力部にアッテネーターを挿入すると改善されると思います。
アッテネーターは、あまり売られていませんので、自作するか、あるいは、UV分波器をお持ちでしたら、VHF側を使うことでアッテネーターの代わりになります。他にも、分配器や混合器などをお持ちでしたら、いろいろ挿入して、減衰させてみると良いでしょう。
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2006年5月12日 (金) 20時49分56秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : また、多くの送信所が近くにあると思いますので、強いアナログ波などの影響を受けている可能性もあります。この場合は、アンテナの方向を変えてみると改善されるかもしれません。意外に放送局の反対方向や直角に向けると、受信できたりするかもしれません。アナログ波の影響が明らかであれば、該当するアナログ放送の周波数を阻止するフィルタを挿入します。フィルタ入りの混合器を挿入した方が安い場合もあります。 もしかすると、VHFアナログ波が影響しているかもしれません。UV分波器の正しいUHF側を挿入すると、VHF波を阻止することが出来ます。
なお、受信電力指標が、極端に低くい場合は、近くの建物からの反射波によって、NHK教育の電波だけが弱めあっている可能性もあると思います。アンテナの位置や高さを変更すると受信できるかもしれません。
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2006年5月12日 (金) 23時47分23秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : 早速のコメントありがとうございます。 受信可能な各チャネルのC/Nと受信電力指標値を測ってみました。 NHK総合奈良(31ch) 35,66 NHK総合大阪(24ch) 25,47 NHK総合京都(25ch) 20,40 NHK教育(13ch) 21,36 毎日テレビ(16ch) 35,76 ABCテレビ(15ch) 35,56 関西テレビ(17ch) 31,53 読売テレビ(14ch) 35,74 奈良テレビ(29ch) 35,63 NHK総合京都は別としてやはり教育テレビだけ受信電力が低くC/Nも低いようです。不思議なのはNHK総合奈良だけは生駒山ではなく松尾山から送信されており、自宅からだと方角がかなり違うのにきちんと受信できていることです。 またUwPaを自分でベランダに取り付けて試したところ生駒山の方角とは90度くらいずれたところで一番感度よく受信できました。 おっしゃるようにいろんなところで反射した電波が混合されているのかもしれません。 業者には13chの感度を数dBでもいいから向上できるようアンテナの調査を依頼しました。 アパートなので自分で屋根に上がってテストすることができず、もどかしいのですが業者の返答を待ちたいと思います。 ありがとうございました。
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2006年5月14日 (日) 14時28分37秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 測定いただきありがとうございます。 確かに、受信電力が低いようですし、他の局も、高すぎるということはありません。
ここで、回線設計という考え方だと、本来ならアンテナ利得を上げるのではなく、アッテネータをオフにして、13ch以外をフィルタで減衰させるべきだと思います。
しかし、フィルターの入手性と、かず様のようなアンテナが触れない事情を考えると、現実的には、業者による調整が良いでしょう。
あるいは、アッテネータの減衰量で一時的な調整する方法もあるかと思います。 DIGA(DMR-EX350)のアッテネータの減衰量は分かりませんが、もし、20dBであれば、10dBのアッテネータを挿入してみる等です。半田ごてを持っていれば、下記も参照ください。
設計編-自作アンテナ部品 https://bokunimo.net/bokunimowakaru/design-att.html
チップ抵抗はセット(5500円前後)でしか手に入りません。例えば、ばら売りされているリード付の抵抗のリードを、なるべく短く切って、製作してみてはいかがでしょう? また、3dB、5dB、10dBの3種類を製作すれば、組合せで、3〜18dBの7通りの減衰量に対応できます。
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2006年5月14日 (日) 21時14分41秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : ありがとうございます。 DMR-EX350のアッテネータの減衰量は問い合わせなければわからないのですが、以前使っていたDMR-EX100のブースタ(旧機種ではブースタだったんです!)のゲインは、メーカーに問い合わせたところ数dBだったと記憶していますのでおそらくパッシブ型だと思いますのでDMR-EX350のアッテネータの減衰量も同程度だと思います。 自作のアッテネータの回路図も拝見させていただきましたが、R1,R3はシャント抵抗を使用しなければいけないのでしょうか?専門ではないのでよくわかりませんがシャント抵抗というとバカでかいものしか記憶がないもので・・・
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2006年5月14日 (日) 21時30分55秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : 続きです ところで面白いことがわかりました。 EX100を使用していたときは従来のUVアンテナからはほとんど受信できなかったのですが、EX350にしてから従来のUVアンテナからの出力を分配器(分波器ではなく)で減衰させて入力したらNHK教育もかなり安定しました。C/N,受信電力は地デジ専用アンテナと対して変わらないのですが、BER値のB階層の値が一桁減りました。 地デジ専用アンテナや分配器を通さないUV入力では2.xxE-03くらいあったのが1.xxE-04くらいになりました。そのかわりNHK総合大阪とNHK総合京都は全く映らなくなりましたけど・・・民放は元々0.00E-00です。ですので自作のアッテネータを使えば効果があるような気がします。 そういうわけで現状は従来のUVアンテナからの出力を分配器で減衰させて、あとは業者の返事待ちということです。 いろいろありがとうございました。
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2006年5月16日 (火) 18時28分20秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : アッテネータだと少なくとも10dB以上のものが入っていると思います。
DIGA DMR-EX350の仕様が分からないので、間違っているかもしれませんが、DIGA DMR-EX100のブースターの利得とは、異なる値だと思います。
チューナーにブースターを内蔵する場合は、信号レベルの増減を目的としているのでは無く、増幅器の低雑音化が目的です。この場合、6〜10dBくらいで十分です。分配器の損失を減算すれば、2〜6dB程度の利得となります。
しかし、チューナーにアッテネーターを内蔵する場合は、信号レベルを下げることが目的です。この場合、2〜6dB程度では不十分な場合が多く、通常は、10dB〜20dB程度の減衰器を入れます。
ただし、DMR-EX350とDMR-EX100で、チューナーの内容は変わらず、表示だけをブースターからアッテネータに変更したとも考えられます。つまり、DMR-EX100のブースターONを、アッテネーターOFFと表示しているかもしれません。
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2006年5月17日 (水) 15時13分11秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : アッテネーターの件ですが メーカーに確認したところ-5dBだそうです。 地デジ開始直後は送信電力が低かったためブースターにしたが、現在では地域によっては高すぎることもあるためアッテネーターにしたそうです。
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2006年5月21日 (日) 08時58分47秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 返事が遅れてしまいました。 DIGA内蔵のアッテネータが、5dBとなると、少々、話は変わってきます。というのも、提案のアッテネータの減衰量の変更では、対策が出来ないと考えられる為です。 したがいまして、業者によるアンテナの方向や高さによる調整、もしくは、アッテネータをオフにして、NHK教育(13ch)以外をフィルタ等で減衰させる方法が必要になるでしょう。
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2006年5月21日 (日) 09時06分57秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : それと、5月14日の御質問のシャント抵抗に関して、回答が漏れていましたので追加しておきます。 (既に、かず様の場合は、アッテネータでは対策できませんが、他に御覧になっている方の参考情報として) シャント抵抗とは、信号線とグランドの間に入れる抵抗のことです。地上デジタル放送のアンテナ線にアッテネータを追加する場合は、通常の抵抗で問題ありません。但し、ブースターの電源がかかる場合は、グランドに直接落とさずに、C=100pFを挿入する必要があります。 大きなシャント抵抗が必要になるのは、無線機が送信を行なう場合です。例えば、1Wの送信機にアッテネータを追加すると、ほぼ1Wに近い電力を抵抗で消費することになり、送信回路の近い側のシャント抵抗に大きな抵抗が必要になります。 地上デジタルの受信チューナーは送信機が入っていないので、このような考慮は不要です。
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2006年5月23日 (火) 10時07分44秒
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[ニックネーム] : かず
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[コメント] : お返事遅くなりました いろいろありがとうございました。 とりあえず業者の返事待ちということで・・・全然連絡ないんですが(^^;) 難視聴地域らしく業者も及び腰でプッシュプッシュしないと来てくれないんです(T_T)
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