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2008年5月10日 (土) 15時43分00秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : VHF,UHF,とCS用のアンテナを立てています。混合してブースタを通して各部屋に分配しています。地上デジタルも地上アナログも問題なく映っています。しかし、CSが特定のトランスポンダ(TP)で受信できていません。TP22と24はまったく受信できず、TP16と18はテレビでは電波強度が十分にあって映るもののブロックノイズだらけです。ほかのTPに問題はありません。VHFかUHFのアンテナに12.5〜7GHzのノイズが入り、衛星ミキサで混合されてしまっていると考えるとつじつまが合います。どこかのの製品でVUミキサーと衛星ミキサーの間に入れてGHz帯の信号を落とすフィルタなどというのはありますのでしょうか。Webで簡単に見つからないようですので。
アンテナ工事をした電気屋さんもCSのアンテナの再調整やブースタをゲインの大きいものに取り替えたりしてくれましたが今はお手上げ状態です。理屈はわかるが今まで混合器の前にフィルタを入れたことはないといっています。でも、もうほかの理由は考えられない状態です。
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2008年5月11日 (日) 10時48分13秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 「ほかの理由は考えられない」が正しいようであれば、衛星放送用の混合器(V-U/BS-CS)を、もう一つフィルタ代わりに追加してみることでしょう。VU端子側には終端抵抗を取り付けます。 通常、12GHz帯のノイズがLNBの出力側から混合されて問題になることは無いと思います。VHFかUHFに妨害ノイズが乗っていたとしても、1.6〜2GHzの周波数だと思います。12GHz帯以外に考えられないということでしたら、V-U/BS-CS混合器の「それぞれの」アンテナ側にブースターを挿入して逆流を阻止します。
また、他の原因も疑ったほうが良いと思います。例えば、ケーブルの老朽化やCS非対応品の使用、また、複数のアンテナコンセントがある場合は、例えば、他の部屋のアンテナコンセントがCSに対応していないなどです。CSに対応していなかったり老朽化していたりすると、ケーブル内で反射が発生して一部の周波数だけが受信できない場合があります。
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2008年5月11日 (日) 15時13分42秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 早速のご返事ありがとうございます。
確かにそんなに高い周波数のノイズがU−V側から入ってくるのが稀かも知れません。
家は築二年でアンテナは立ててから1年半です。CSのアンテナの方向再調整は1ヶ月前にしました。屋内のケーブルの配線は建て家を作った建築屋さんの手配で、CATVが入れられるように作ってありました。CSを見たかったのでブースタやアンテナは別の電気屋さんにお願いしました。老朽化はまだしていないのだと思います。
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2008年5月11日 (日) 15時14分06秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 「アンテナコンセントがCSに対応していない」とはどういったところを見たら分かりますのででしょうか?ブースタは6本だか8本だかの出力が出てまして1本はCS/BS/地デジを見るテレビにもう一本は風呂場のアナログのテレビに使っています。残りは各部屋で何も付いていません。使っていないコンセントに終端を入れたほうが良いのではないかと疑ったこともありましたがそういった方向でしょうか?あるいはアナログテレビが何か終端など適切でなく、12GHzぐらいの高い周波数で問題を起こしているとかでしょうか?
ご指摘のとおりいろいろ可能性は有るような気はしますが素人なので原因の見当がつかないのが実情です。
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2008年5月11日 (日) 20時35分52秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 築2年でしたらCSに対応していない可能性や、老朽化の可能性は低いと思います。一度、工事店に御願いして、混合器をフィルタ代わりにUV混合器とBS混合器の間に追加してみてはいかがでしょうか?
それと、アンテナケーブルには12GHzの電波は流れていません。始めの回答させていただいたところには周波数のみを書かせていただきましたが、CS放送はアンテナケーブルでは約1.6GHz〜2GHzです。アンテナで受信した12GHzの電波は、LNBで1.6GHz〜2GHzのCS-IFに変換されています。詳しくは、下記を参照いただいてから、前の回答も読み直してみてください。
https://bokunimo.net/bokunimowakaru/kiso-freq.html#BS-freq
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2008年5月13日 (火) 16時17分55秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : ありがとうございます。どうも電気屋さんが余り詳しくないようなので(めんどくさがっているだけのような気もしますが)確認をさせてください。
今の構成 3入力のも世の中にはあるようですので電気屋さんに確認します。
UHF-----+ | UV混合器-----+ | | VHF-----+ | BS/CS混合器---ブースタ | BS/CSアンテナ-------+
フィルタ代わりの混合器挿入
UHF---+ UV混合器-----+ VHF---+ |UV側 BS/CS混合器----+ |BS側 |UV側 終端抵抗--+BS/CS混合器---ブースタ |BS側 BS/CSアンテナ-------------------+
「VU端子側には終端抵抗を取り付けます」とのことでしたが、終端抵抗はBS入力側ではありませんでしょうか?それと終端抵抗といったものは市販のものはありますのでしょうか?どうも工事をお願いしている人が余り熱心でないものですからご教授いただければ幸いです。
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2008年5月13日 (火) 23時26分16秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : ご指摘いただいたとおり、「終端抵抗はBS・CS側」の誤りでした。 念のために、図を作成しておきます。 等幅フォントで表示するために、下記をコピーして、メモ帳などに貼り付けて御覧下さい。
V─┐ | VU混合─┐ | |VU U─┘ | BS混合─┐ | |VU 終端抵抗─┘ | BS混合──→ブースタ | BS────────┘
また、終端抵抗の市販品は、下記を参照ください。
https://bokunimo.net/bokunimowakaru/misc-parts.html#term
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2008年5月14日 (水) 11時44分00秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 配線の図面も含めて早速のご回答ありがとうございます。
電気屋さんに電話をしまして準備をお願いしました。終端抵抗やダミー抵抗と呼ばれていると伝えているのに、アッテネータ用意しなくちゃとの回答で大変心もとないのですが、何とか理解してくれました。
天候不順で電気屋さん週末は忙しいとのことで、作業は何週間か待たなければならないようです。結果が出次第ご報告いたします。
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2008年5月14日 (水) 20時34分15秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : ご指摘いただきありがとうございます。 当サイト内で「終端器」「終端抵抗器」「ダミー抵抗」など、様々な表現となっていました。 なるべく、「ダミー抵抗」に統一しました。 また、経過を報告ください。
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2008年5月24日 (土) 23時23分50秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 本日電気屋さんが某アンテナメーカの技術者の人と来ました。個人的なお知り合いとのことでした。40万円ほどするという測定器を持参頂きました。もっと安いのもあるが機能が足らないので、このぐらいが最低限で、会社では300万円もする測定器もあるとのことでした。テレビの入力のところで測定しているのを見せてもらいましたが、周波数に応じて入力レベルを棒グラフ状に表示する機能があり、周波数が高いほうでレベルが落ちているのが一目瞭然でした。周波数を選んでS/Nの表示もでき、高い周波数ではS/Nが落ちているのも確認できました。
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2008年5月24日 (土) 23時25分01秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 結論から言うとBS/CSアンテナはOKでCSの周波数の高いほうもフラット出ているそうです。(専門家のフラットがほんとにフラットなのかは分かりかねます。)アンテナから屋内のCATV用に初めから配線されていたブースタの手前までの5Cケーブルとの間に電気屋さんが張った4Cのデジタル放送対応のケーブルと混合器のせいに違いないとの結論でした。混合器はF栓(本当の正式名称なのでしょうか)ではなくただ差し込むタイプなのでノイズに弱いのではないかとのことでした。ケーブルはC5に交換しましたが、適切な混合器の手持ちが無かったのでまた次回取り替えることになりました。余り責めてもと思い、具体的に今何がついているかは聞きませんでした。現状ではまだCSは全部見えていません。ほんの数メートルですが5Cに変えたおかげで地上デジタルのレベルが上がりました。風呂場のアナログテレビも以前よりきれいに写っています。
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2008年5月24日 (土) 23時25分45秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : というわけで完全には解決していませんが、いろいろと見えてきたような気がします。電気屋さんによっては不適切な(多分アナログと同じと侮っているのでしょうか)機器やケーブルを使うケースが多いのではないでしょうか。大体そんな混合器を売っていること自体が納得できませんがしょうがないのでしょう。アンテナ工事をするときには各パーツについて一つ一つ仕様のチェック表を作って工事の前に確認するぐらいが必要かもしれません。アンテナメーカの人は、ケーブルによる違いさえ電気屋さんによってはよく理解されていないともらしていました。安いものを使ってしまうことも多いようです。それと、計測器が高いのでどの電気屋さんでも持っているわけではないのがつらいところです。混合器を交換したところでまた報告いたします。
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2008年5月25日 (日) 15時13分48秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 詳細な報告をいただき、ありがとうございました。
やはり、CS非対応部品が使われていたのですね。ですが、新規に追加した部品に非対応のものが使用されていたことは意外な盲点でした。
ご参考までに、同じ5Cのケーブルでも、FVというUHFまでしか対応していないものがあります。CSまで対応しているのは、FBタイプで、10m以下の配線には4C-FB、それ以上の場合に5C-FBを使います。さらに、低損失なFBLやHFLといったタイプもあります。UHFでの特性でも、グレードによって損失が大きく異なりますが、CSだと、さらに差異が増えます。
https://bokunimo.net/bokunimowakaru/design-cable.html
それと、混合器がF型接栓でないというのは、ワンプッシュ式のものと思われます。しかし、最近のBSやCSの混合器は、全て、ネジ式のF型接栓になっています。 つまり、正しいBS混合器ではなく、例えば、電力を等分で混合する混合器や、分配器が代用して使われていたのではないでしょうか。それだと、正しい混合器よりも損失が大きいことも、ワンタッチ式だった理由も、説明がつきます。
混合器の交換後、また、報告ください。
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2008年5月25日 (日) 15時36分56秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : それと、計測器が高いことと、適切な工事がしてもらえなかったことは、多少の関係はあるにしても、担当した工事店が粗悪な対応だったことに変わりありません。
今回の問題は、レベルしか測れない測定器であっても、BS以外の入力を外してダミー抵抗を付ければ、確認できたはずです。 より複雑な問題であれば、信号品質の測定できる測定器が役立ちますが、それでも、我々消費者は高い工事料を支払っています。(工事料としては安価に記されていても、アンテナ部品の値段が、仕入れ価格に対して異常に高い定価が設定されていて、ここにも技術料が上乗せされている。) 高い工事料に見合った技術者なら、高価な測定器が無くても、自分で工夫して、解決するだけの知恵をもっているべきだと思うのは、ボクだけでしょうか。
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2008年6月8日 (日) 22時49分47秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 解決しました。DXアンテナ製のBS/CS混合器(型番は確認しませんでしたが、箱を見ました)を既についているものと交換。なぜかBSのテレビによるレベルがわずかに下がりましたが、CS110は周波数が最も高いトランスポンダの番組も見えるようになりました。信号の品質は確認のしようがありませんが、一応後で考えても良いかなと。きれいに見えています。(これとは全く別に、信号に品質を追い求める高度な趣味の世界もあるのかもしれませんね。)とにかく一件落着。大変ありがとうございました。
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2008年6月8日 (日) 22時51分45秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 始めはコジマ電気の指定の機器を使っていたのに対して、仕様があがったので差分出せと電気工事屋さんにお金をせびられました。最初に映らなかった時点でCS対応のケーブルと混合器に換えなかったので1年半もかかったのだろうと責めましたが、少し恵んでやりました。コジマ電気指定云々も口からでまかせかもしれません。あるいはケープル長がかなり短くなにをつかってもOKなんていう場合が都内では多いのでしょうか。
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2008年6月8日 (日) 22時52分02秒
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[ニックネーム] : 匿名子
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[コメント] : 怒るのもそうですが、その電気工事さんはふりではなく本当にデジタル放送の受信に関して基礎が何もわかっていないのだろうとの気がします。私のようなデジタル放送受信の素人はプロに頼らなければならないですから、プロに値しないプロのおかげで日本中いたるところで悲劇が起こっているかもしれません。
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