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2008年11月28日 (金) 22時35分41秒
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[ニックネーム] : 富
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[コメント] : はじめまして。 「液晶のスペック」の「応答速度(応答時間)」の項に関する事(液晶対プラズマ)で、以前より気になっている事が有ります。 店頭で、液晶とプラズマを比較した場合16mS程度の差とわ思われないほど遅い応答が液晶で感じられて、気になっています。 それは、薄暗い画面でパン(カメラが横方向に移動しながら写す)すると、幽霊のように残像が残って見えて気になっています。 スペックなどで規定している応答時間は、どの程度明るさで定義されているのでしょうか。暗いと非常に長い時間になってしまいそうですが。 それとも私の主観でその様に薄暗いシーンの幽霊が気になっているだけなのでしょうか。こんなコメントを見た事がなく、私だけが異常なのかナー等とスッキリしない気持ちを持ち続けています。 低照度での応答時間について数値的に説明されている記事などありましたらスッキリできるのですが。
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2008年11月29日 (土) 00時00分59秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 最新の液晶テレビでも、残像が気になるようでしたら、間違いなく、プラズマテレビをオススメします。店頭では、何時間も見ないでしょうから、実際に自宅で視聴するときは、その何倍も気になるからです。 さて、ご質問の低輝度の場合の動画解像度(残像感)ですが、パネルが低輝度で、かつ、周囲が明るいと、解像度が低くなり、周囲が暗いと高くなる場合もあります。これは、黒挿入と呼ばれるフレームとフレームの間に画面を真っ暗にする区間が、室内の明るさによって異なるからです。他にもIP変換で発生する残像や、ずっと静止していた画像が動き出した瞬間に絵作りのための画像処理で残像が生じるような条件もあるようです。もちろん、液晶そのものの残像もあるでしょう。
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2008年11月29日 (土) 00時02分16秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : スペック(数字)が気になるようでしたら、FPDテストディスクなどを使うことで、およその動画解像度を目視で測定できます。倍速液晶だと、かなりプラズマに近い値が見れると思います。店員に余裕のある平日の昼間にでも店頭で比較させてもらってはいかがでしょう。 だけど、富さんの場合は、そこでどのような結果が得られたとしても、購入するのはプラズマにしたほうが良いと思います。もちろん、富さんが異常なのでは無く、残像に対して過敏な方は気になるようです。
ちなみに、ボクも、頻繁に店頭に足を運ぶせいか、人よりも残像に敏感になってきました。また、自宅では映画を良く見ます。それでも、液晶の方が高画質に感じます。地デジではあまり変わりませんが、Blu-rayのような高画質なソースを見ていると、液晶の方が満足感があります。だからといって、みんながそうでは無いと思っています。
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2008年11月29日 (土) 22時49分04秒
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[ニックネーム] : 富
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[コメント] : ボクさん、丁寧な説明ありがとうございます。 テレビはすでに購入してありますが、当時「亀凸モデル」と心に決めて店頭比較に行った際に、薄暗いシーンで残像が非常に気になり(幽霊の様に感じる)、プラズマに心変わりがしてしまいました。 その後、いつも気になっています。 液晶の結晶の方向を変えるには、電界を速く変える(リフレッシュ周期を倍速)事で改善されるでしょうが、元の方向にリセットするには、結晶自身の自助努力にたよらざるを得ないからなのかなー。もしそうならば、私の違和感も納得。などと、つまらぬ事を考えています。液晶の鮮やかな色彩には感銘しますが、なぜか暗部の残像が気になってます。 個人的な違和感で、紙面を使わせて頂き感謝致します。
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2008年11月30日 (日) 00時26分27秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : 少し、説明が足りなかったかもしれません。 おっしゃるような自助努力で元に戻すのではありません。また、応答速度で残像が気になる時代は既に終わっています。今の液晶で、残像が見えるのは、応答速度とは違う原理で、それは、人によって見える人と見えにくい人がいます。
液晶分子の配向を元に戻す場合も電流を流しますので、高速に動作します。どちらが早いかは液晶の特性で変わるかもしれませんが、どちらも高速動作させています。最新の液晶の応答速度によって、残像が見えることは、まずありません。
しかし、液晶では、実際の画像がボヤケていなくても残像が感じられます。それは、人間の網膜が画像に追従しようとして作り出してしまう虚像で、1秒間に60コマ(=16ms)の放送によるものです。
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2008年11月30日 (日) 00時26分42秒
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[ニックネーム] : ボク
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[コメント] : ブラウン管やプラズマ、映画のフィルム等では、これを見えないようにするために、画像を点滅させています。点滅の中の闇の間に、人間の網膜が中間の映像を作り出してくれるので、残像感が低減します。 液晶の場合は、周囲が明るい時に、黒の区間を短くすることで、点滅を減らすことが出来ます。そして、高いコントラストを確保できます。プラズマテレビよりも、鮮やかに感じられるのは、このためです。 しかし、黒の区間が短いと、実際には存在しない残像が感じられます。これはボクの見解ですが、ブラウン管や映画のような点滅映像を見慣れている人のほうが、より残像感を感じるようです。事実、ボクも感じます。 倍速液晶では、この存在しない残像を低減するために、1秒間に60コマの放送を120コマ(=8ms)に変換するデジタル処理を行います。これにより、一般の人は、残像が感じられなくなります。
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2008年11月30日 (日) 08時53分00秒
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[ニックネーム] : 富
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[コメント] : デジタルテレビは、こんな補正までやってるんですねー。 アナログを単にデジタル信号に置き換えてデジタル圧縮/送信してるだけだと思っていました。デジタルはスゴイ、ムズカシイ。 いくら勉強しても時代に追いつけない私。 知らない世界を教えて頂きありがとうございます。
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