技術概要

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地上デジタル放送の1つのチャンネルは13つのセグメントと呼ばれる区画に分けられていて、その中央のセグメントをワンセグ放送に使用しています。残りの12セグメントでハイビジョン放送1本を放送しています。

ワンセグの割り当て

このように、ワンセグ放送は地上デジタルテレビの放送波の一部を受信しています。ビットレートは、ハイビジョン放送の約16.8Mbpsと比較して非常に低い、約416kbpsで放送されています。
低いビットレートに映像を高能率に圧縮符号化するために、映像符号化方式H.264/AVCが採用されています。H.264は別名でMPEG-4 AVCやMPEG-4 Part10とも呼ばれています。最近の携帯電話で標準フォーマットとして使用されているMPEG-4と同じ「MPEG4」という文字がありますが、互換性はありません。

次に、ワンセグ放送の諸元の一部を示します。詳しくはPCサイトを参照ください。

ワンセグ諸元
変調方式 QPSK
GI   1/8
訂正符号 2/3
ビットレート  416kbps
映像   H.264
音声   AAC
データ  BML


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