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受信不具合の問題解決チェック

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ステップ7-1)受信電力の測定方法

 もっとも簡単に受信電力を確認するには、日本アンテナのUHFチェッカーを使用します。
 ボリュームを最大にしてもランプが点灯しないようであれば、UHFの受信波の受信電力が不十分であることが分かります。  詳しくは、「資料編-受信品質確認方法#UHFチェッカー」をご覧ください。

 放送エリア内にも関わらず、受信が出来ない問題のうち、「受信電力」の問題と「受信品質」の問題があります。

    受信できない問題(1)
      受信電力が足りない

    受信できない問題(2)
      受信品質が悪い

 PanasonicもしくはSHARPの機器であれば、受信電力のみを測定することが出来ます。詳しくは「資料編-受信品質確認方法」に記載しています。
 Panasonicの受信電力指標が30以下、SHARPはIF_AGC表示が120以上であれば、受信電力は不十分なので、こちら「受信電力が足りない」へ進んでください。反対に受信電力指標が30以上、IF_AGC表示が120以下であれば、受信電力が十分なのに受信できていませんので、「受信品質が悪い」と判断できます。この場合は、こちら「受信品質が悪い」へ進んでください。

    確認(2)
      受信品質確認 物理チャンネル表

  受信電力の表示    |受信電力が低い受信電力は十分
  ───────────┼───────┼───────
  Panasonic 受信電力指標|  30未満  |  30以上
  SHARP   IF_AGC   |  120以上  |  120以下

御注意
 通常の「受信レベル」等の表示は受信電力と受信品質の両方の数字から算出したものです。受信電力が高いにも関わらず、受信品質が低いとレベルが低くなります。必ず「受信電力」か「IF_AGC」で確認してください。

  △不十分 (受信電力が不十分だった)

  ×未解決 (受信電力は十分なのに受信できない)

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