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教育現場に最適かも。IchigoJamブレッドボードの互換ボードの製作
「こどもパソコンIchigoJam」の原点であるブレッドボード版の互換ボード(マイコンを実装する配線ボードの互換品)を作成してみました。
この記事をもとに「改良」した記事を、別途、投稿しました:
「たった10個の部品でIchigoJamブレッドボード互換ボードの簡単製作」
製作の背景
Facebook のIchigoJam FANグループの下記の書き込みを見て、ブレッドボード版の互換ボードを製作してみました。
※ご注意:「互換」という言葉は不適切に解釈される懸念があります。ここでは、jig.jp社のブレッドボード版IchigoJamに対する「配線ボード」の互換品という意味で使用しています。情報を展開される場合は、ご注意ください。
製作方法
まずは、ブレッドボード上にジャンパ線(EIC-J-L)、抵抗(100Ω×1本、470Ω×2本)、セラミックコンデンサ(0.1uF)、小信号ダイオード(1SS178)、LEDを実装します。下図と同じ位置に接続してください。
PS/2端子について
PS/2端子(ミニDINコネクタピッチ変換キット)を保有していなかったので、PS/2キーボードでの製作確認・動作確認はしていません。このPS/2端子のキットの幅が27mmあるようなので、マイコンと干渉するようです。マイコンの位置を1マス下げて製作する必要があります。改良版(https://bokunimo.net/blog/ichigojam/143/)で修正しました。
その他の省略した回路やパターンに関して
電源回路や、電源スイッチ、クリスタル、ボタン機能、GNDの配線パターンなど、純正IchigoJam Uに比べて、回路を省略していますので、動作が不安定になる場合があります。当方、IchigoJam BASIC Ver 1.1.1で動作確認していますが、他のバージョンでは動作しない場合があります。
部品リスト(カッコ内は参考価格)
- ブレッドボードEIC-801(270円→200円くらいの安価品も販売されている)
- ジャンパ線 橙色5本、黄色7本、緑色1本、青色1本、紫色1本、灰色1本
- IchigoJam BASICファームウェアを書き込んだマイコン
- セラミックコンデンサ 0.1uF 1個(10円)
- 小信号ダイオード1SS178 1個 (5円)
- LED 1個(10円)
- ICソケット 28p 600mil(20円)
- RCAジャックDIP化キット 1個(100円)
- ミニDINコネクタピッチ変換キット 1個(150円)
- 超小型USBシリアル変換モジュール1個 (600円→コストダウン可能)
この記事をもとに「改良」した記事を、別途、投稿しました:
「たった10個の部品でIchigoJamブレッドボード互換ボードの簡単製作」
by ボクにもわかるIchigoJamマイコンボード