中国で販売されている2000円のWi-Fiカメラで撮影した写真をM5Stackへ送信するWi-Fi玄関カメラの実験を行ってみました。
(参考)Wi-FiカメラTTGO T-Cameraの製品紹介記事はこちら:
このカメラには人感センサがついています。そこで、人感センサが人体などの動きを検知したときに、写真を撮影し、M5Stackへ送信して表示するソフトを作成しました。
また、普段はM5Stack内のMicro SDカード内の写真をフォトフレームのように表示するようにしました。
目次
カメラ側について
カメラ側は、 TTGO T-Camera の出荷時に書き込まれていたサンプルを改造して作成しました。人感センサが反応したときに、UDPブロードキャストを送信し、M5Stackへ通知します。
Wi-Fiカメラ TTGO T-Camera側:
https://github.com/bokunimowakaru/iot-camera
- 人感センサが反応したときにUDPでM5Stackへ通知します。
- リセットボタン(RST)でM5StackへT-Cameraのアドレスを通知します。
- インストール方法は、上記のGitHubのREADME.mdをご覧ください。
フォトフレーム側について
M5Stack側は、Adafruitの液晶ドライバなどを使用して作成したフォトフレームです。
Wi-Fiアクセスポイント・モードとして動かしており、デフォルトでWi-Fiカメラも同じSSIDに設定してあります。
Wi-Fiフォトフレーム M5Stack側:
https://github.com/bokunimowakaru/iot-photo
- TTGO T-Cameraのリセット操作でアドレス登録後、T-Cameraが写真を撮影するたびに写真を表示します。
- Micro SDカードまたはSPIFFS内の写真を表示します。 SPIFFSは遅いので、Micro SDカードの使用をお奨めします。
- インストール方法は、上記のGitHubのREADME.mdをご覧ください。
動かし方
両方の機器の電源を入れ、M5Stackが起動してから、Wi-Fiカメラのリセットボタン(RST)を押すと、ペアリングが完了し、動作させることが出来ます。
スマホからM5Stack(http://192.168.0.1/)へアクセスすると、SPIFFSの初期化や、SPIFFSやSDカード内の写真の表示が行えます。
今日から令和になりました。
この休み中に、もう少し、機能を追加してゆこうと思います。
by ボクにもわかる電子工作
bokunimo.net
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