タカチのプラスチックケースLC115H-N-Dの開口部に、秋月のI2C液晶AE-AQM0802を取り付けてみました。
余ったスペースにはDCジャックを取り付けました。
まるで市販品みたいに仕上がります。
タカチ電機工業 LC115H-N-D秋月電子通商 AE-AQM0802
目次
中身はマイコンボードとWi-SUN通信モジュール
今回製作した機器の中身です。Raspberry Pi ZeroとWi-SUN通信モジュールを内蔵しました。そのうちRaspberry Pi Zero Wに置き換えて無線LANとBLEに対応する予定。
今回はRaspberry Pi Zeroを内蔵した。Raspberry Pi ZeroのUSB端子にはUSB HUBと無線LANアダプタを接続。そのうち無線LANとBLEを搭載したRaspberry Pi Zero Wへ置き換える予定。
基板をネジ止め出来るけど、秋月のユニバーサル基板とは合わない
残念なことは、秋月電子通商で販売されているCタイプやBタイプといったユニバーサル基板とは合っていないので、基板のネジ止めには工夫が必要です。
秋月のCタイプ基板を内蔵した様子。ネジ止め穴が一致しない。奥の1穴のみネジ止めが可能。他の穴には秋月で販売されているミニカードスペーサMPS-04-0を使用した。また基板が動かないように、基板の1か所にケースに合わせた穴をあけてネジを追加した。スペーサを接着剤で止めても良いかも。
完成例
下図は完成例です。液晶がピッタリとおさまっています。液晶基板の周囲にはポリミイドテープ(オレンジ色)を貼って、万が一、火花などが発生したときにケースへ引火しにくくするための対策です。
なお、今回、使用したRaspberry Pi Zeroにはワイヤレス通信機能が無いので、ケースへ収容してしまうと、Raspberry Pi Zeroの操作が出来なくなります。一方、ワイヤレス通信機能を搭載したRaspberry Pi Zero Wについては、現時点で国内の電波法に適合した認証が得られておらず、実験をすることが出来ません。
次回は、アンテナ部へ給電するチップコンデンサを取り外し、アンテナの代わりに51Ωのチップ抵抗を実装して発熱対策を行います。
by ボクにもわかるRaspberry Pi