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目次
製作 1.アンプ部
アンプ部の製作方法は、下記の過去のブログ記事を参考にしてください。
製作 2.電源・メーター部
電源部とメーター部の回路図は下図の通りです。低消費電力化のために33V出力と5V出力のDC/DCコンバータを使用しました。33V出力の回路図は、前述のアンプの製作に記載のとおりです(NJM2360Aで構成)。5V出力には、RECOM製のR-78E5.0-0.5を使用しました。
オーディオ入力(7.0VRMS)には、アンプ部の出力トランスの入力側を接続しました。アンプ部のオペアンプとトランスの間のオーディオ信号です。この信号はインピーダンス変換用なので、メーター部の真空管の出力の電圧を測ることが出来ます。
メーター部のソフトウェアなどについては、下記をご覧ください。
製作 3. ケース
製作した基板2枚を下図のようなケース(西務良製 No.140)に収容しました。
通常の電子工作よりも高い電圧(33V)を使用するので、回路が発熱しても発火しにくいポリカーボネートのケースを使用し、基板が接近する底面にはポリイミドテープを貼りました。
それぞれの基板の前面に液晶ディスプレイ(下図・左)、真空管パネル(下図・右)を取り付けることで、音だけでなく目でも楽しめるように配置しました。
なお、Raspberry Pi Pico上のLED(GP25に接続)は、オーディオ信号レベルに応じて輝度が変化します。プログラム内のLED 初期化処理(led = PWM(Pin(25, Pin.OUT)))の25を他のGPIO端子に変更し、真空管アンプの裏側のLEDに接続すれば、より趣きを楽しむことも出来るでしょう。