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(トラ技2017年3月号)
JPEGカメラをESP-WROOM-02へ接続する回路に誤りがありました
スピード実習4と11の(JPEGカメラをESP-WROOM-02へ接続する)回路図(P.54 図2、P87 図1の回路図)に誤りがありました。MOS FETのゲートに接続されている抵抗のプルアップ先をMOS FETのソースへ変更していただけるようお願いいたします。
ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
2017年4月29日
国野 亘
詳細:DCジャックへ5Vを入力するとJPEGカメラの電源が切れない
修正の該当箇所は、JPEGカメラの電源を制御する電源スイッチ回路部です。乾電池などで長時間動作させるために、スリープ時にJPEGカメラの電源を切ります。しかし、DCジャックに5V付近の高い電圧を入力するとJPEGカメラの電源が切れない(動作しっぱなし)になることが判明しました。
雑誌内のP.55 の左列にも、電池の電圧によって(MOS FETのゲートとソース間の電圧差によって)MOS FETの制御が出来ないことを書かせていただいていたものの、デバイスの個体ばらつきが大きく、筆者保有のFETにおいても、25℃以上の環境で、電池電圧4.8Vくらいから制御できなくなることが確認できました。
スピード実習4を実施する場合は、お手数ですが修正してください。スピード実習11については、当該ポートを制御する必要は無いので、修正しなくても動作します。
修正した回路においては、プルアップ抵抗からESPモジュールの13番ピンに5Vの電圧がかかるようになります。常温の範囲内であれば、誤作動が生じないことを確認済みです。
by ボクにもわかる電子工作
https://bokunimo.net/
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