32GBのマイクロSDカードを購入しました(写真の右側)。
すでに32GBという大きさを感覚的に感じられなくなってきているので、手持ちのメモリーカードなどを使って比較してみました。
写真は、16KB、8MB、32GBのメモリカードです。
フラッシュメモリが発明されるまでの時代のメモリカードには、SRAMなどが使われていました。
殆ど電力を消費しないので、小型のリチウム電池などで長期間の保存が可能でしたが、容量としてはキロバイトの単位でした。
その後、フラッシュメモリを搭載したメモリカードが登場します。容量もメガバイトと3桁も増大します。写真中央のSDカードは8MBと、フロッピーディスク6枚分もの大容量時代になりました。
フラッシュメモリも、著しく進化します。今日、手に入れたマイクロSDカードは32GB。これらを数字で比較してみましょう。
(1) SRAM 16KB = 約 16,000 Bytes(2) SDカード 8MB = 約 8,000,000 Bytes(3) マイクロSD 32GB = 約 32,000,000,000 Bytes
どうも、ピンときません。
まずは、1バイト1円として金額にしてみましょう。
この金額が技術の進歩の価値に相当するはずです。
(1) SRAM 16KB = 約 1万6千円(2) SDカード 8MB = 約 800万円(3) マイクロSD 32GB = 約 320億円
あぁ、永遠に分からない金額になりました。
今日、届いたマイクロSDカードは320億円の価値があるようです。
やはり分かりやすいのはグラフのはずです。
棒グラフにしてみましょう。
数値感をつかむための作業です。対数軸表示にしてはいけません。
はい、わかりません。わざとですね。
もう少し、数値感をつかめるように、距離にしてみました。
(1) SRAM 16KB ≒ 東京都の横幅(km) × 係数200くらい(B/km)(2) SDカード 8MB ≒ 地球1周の距離(km) × 係数200くらい(B/km)(3) マイクロSD 32GB ≒ 太陽までの距離(km) × 係数200くらい(B/km)
まだ、太陽までの距離を移動したことがないです。
時速4kmで歩いてみましょうか?
時速500kmのリニアモーターカーを使えばすぐでしょうか?
いや、あきらめましょう。
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