BOSCHのI2C気圧・湿度・温度センサBME280を購入するつもりが、誤ってBMP280を買ってしまいました。
BME280が1個1000円くらいするのに対し、1個200円。5個を購入したのですが、湿度センサが入っていませんでした。
部品のサイズが正方形ではなく、少し、横長になっているところで見分けます。
型番 気圧 湿度 温度 I2Cアドレス ID(Reg0xD0) CSBピン処理 価格BOSCH BME280 〇 〇 〇 0x76 0x60 プルアップでI2C 1000円BOSCH BMP280 〇 × 〇 0x76 0x58 VDD 3.3Vへ接続 200円
誤って購入してしまったBMP280。湿度センサが入っていない。
BMP280の使い方は、ほぼBME280と同じでした。デバイスのIDが異なるのと、湿度が0%と表示される点、そして、CSBピンの処理方法が異なります。モジュール内でCSBピンがプルアップされていますが、このプルアップ抵抗を0Ωに変更するか、CSBピンを3.3Vへ接続してください。
今日は、Raspberry PiのI2Cへ接続し、動作確認してみました。以前にBME280を動かすのに使用したツールが、そのまま動きました。
$ cd RaspberryPi/gpio$ make$ ./raspi_bme28025.23 0.00 1014.87 ….. 左から順に、温度、湿度(常に0)、気圧念のため、購入した5個の全てを確認してみました。温度が異なるのは、指で触っていたからだと思います。$ ./raspi_bme280
23.14 0.00 1015.24$ ./raspi_bme280
22.45 0.00 1014.79$ ./raspi_bme280
22.59 0.00 1015.19$ ./raspi_bme280
23.07 0.00 1014.97
本当は、複数の部屋で湿度の違いを測りたかったので、5個も購入しました。気圧はおまけ機能のつもりで、湿度センサが欲しかったので、とても残念です。
はんだ付けしないまま、シリカゲルとともに保管庫へしまっておくことにします。
I2Cのピン配列は、下記のホームページの下の方に表示しています。
by ボクにもわかるRaspberry Pi