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小ネタ:MixJuice向けコンテンツの「かんたん配信方法」の一例

小ネタ:MixJuice向けコンテンツの「かんたん配信方法」の一例

今日はMixJuiceを使って簡単にコンテンツ配信を受けれる方法について、紹介します。
MixJuiceはPCN社が開発したIchigoJam用のネットワークボードです。ボード上にはESPモジュールが搭載され、同社独自のファームウェアが書き込まれています。HTTPクライアント機能を搭載しているので、インターネットやLAN上の情報を簡単に取得することが出来ます。
IchigoJamにMixJuiceを接続し、電源を入れ、[F1]キーで画面を消去してから以下のコマンドを入力してください。<SSID>と<PASS>の部分には無線LANアクセスポイントのSSIDとパスワードを入力します。
?"MJ APC <SSID> <PASS>"⏎
正しく接続されるとIPアドレスが表示されます。
以上の準備が出来たら、以下にアクセスしてみてください。
?"MJ GETS git.bokunimo.com/MJ/"⏎
これ以降は、一切、アルファベットを入力せずに、サイト内の情報を閲覧することが出来ます。
なぁ~んだ。仕組みは、これだけ。
でも、まるでウェブ・ブラウザみたい。
写真の文末を、ご覧ください。コンテンツ・ページの末尾に以下のようなダイレクト・コマンドを入れてあります。
この命令により、入力した番号に応じたファイルにアクセスすることができます。
inputA:?"MJ GETS git.bokunimo.com/MJ/q/15/";A;".txt"
仕組みが簡単で、使い勝手も向上しそう。
ページごとに、上記のようなメニュー選択や、元のページへのリンクへのアクセスを入れれば、まるでテキストブラウザです。
アスキーアートを使った絵本や、テキストだけの選択式のアドベンチャーゲームなんてのも作れそうです。
自動ページ送りは:
wait 300:?"MJ GET bokunimo.net/bokunimowakaru/q/15/31.txt"
I2C液晶へ表示したい場合は:
cls:?"LCドライバ":?"W.Kunino"
poke#700,64,0,2,#C0,57,17,#70,86,#6C,56,12
ifi2cw(62,#701,1,#704,5)?"E"
ifi2cw(62,#701,1,#709,2)?"E"
ifi2cw(62,#701,1,#702,1)+i2cw(62,#700,1,#900,8)?"E"
ifi2cw(62,#701,1,#703,1)+i2cw(62,#700,1,#920,8)?"E"
?"MJ GET www.geocities.jp/bokunimowakaru/q/15/0.txt"
入力条件に応じたい場合は:
inputA:ifA=0save0else?"MJ GET bokunimo.net/bokunimowakaru/q/15/0.txt"

セキュリティにご注意

この仕組みは、コンテンツの配信者がIchigoJamを自由に制御できる点で、セキュリティの観点では非常に危険な方法です。
また、分岐が増えるほど、多くの人の監視が行き届かなくなり、悪用される懸念も高まります。
将来的には、ダイレクト実行可能なコマンドをMixJuice側で制限するなどのセキュリティ対策が必要になりそうです。
追記:
この仕組みを使ったMixJuice + IchigoJam向けのホームページをスタートさせました。コンテンツを差し替えたのでアクセス方法は同じです。

記事はこちら:
by ボクにもわかるIchigoJam用マイコンボード(MixJuice版)

?"MJ GET bokunimo.net/bokunimowakaru/q/15/0.txt"

by ボクにもわかるIchigoJam用マイコンボード(パソコン、スマホ版)

https://bokunimo.net/ichigojam/

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