10月に入ってからXBee ZigBee用 管理ライブラリ のRaspberry Pi対応とARM搭載のArduino M0対応に着手し、それぞれを比較していましたが、試作および一部の関係者との相談の結果、Raspberry Pi対応を中心に進めることにさせていただきましたので、お知らせいたします。
これらのARMプラットフォームへの対応メリットとしては、従来のArduino UNOに比べて豊富なリソースが使えることにあります。そして、マイコンの性能としてはArduino M0によるリソースの増大が見込めます。ところが、Arduino M0の人気にArduino UNOほどの勢いがみられないことや、もう一方のRaspberry Piであればマイコン性能以外にも機能的なリソース増強が可能なことなどの状況を考えると、Arduino Moの効果が薄いように思えてきました。さらに、STマイクロのNucleoボード対応試作版(https://bokunimo.net/xbee/ )の実利用の声も聞かないことから、マイコンの性能を上げただけでは、ほとんど使われないことも分かってきました。
一部の方には、「Arduino M0についても対応する」と回答していましたが、以上の理由から、Arduinoに関しては、当面、Arduino UNOが最終プラットフォームとさせていただきます。(Arduino UNOで使用した場合の不具合については従来通り対応いたしますが、想定した使用方法においてライブラリの修正を要するような問題は発生しておりません。)
Raspberry Pi 対応版リリース
https://bokunimo.net/xbee/xbee-download.html
今後は、Raspberry Pi版を様々な方々に提供できるように取り組んでゆこうと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
ボクにもわかるXBee用センサネットワーク
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